男爵が書く

DDD、オブジェクト指向、技術書の感想など

オブジェクト指向

PHPerKaigi2021でユースケースシナリオについて話したことを半年後にふりかえる

早半年前になりますが、PHPerKaigi 2021に登壇者として参加していました。今更ながら記録のために書いておきます。 phperkaigi.jp PHPerKaigiには第一回の2018年に一般参加していて、カンファレンス初体験にしてどっぷりとその楽しさの虜になってしまったと…

ユースケースシナリオを中心に据えたドメインモデルの育て方

この記事はドメイン駆動設計 Advent Calendar 2020 - Qiitaの19日目です。 昨日はたなかこういち (@Tanaka9230) | Twitterさんの『DDDに関する論の主戦軸を整理してみた(2020年版) - Qiita』でした。 今日はドメイン駆動設計における主要な関心事の一つで…

ScalaMatsuri 2020でPofEAAについて話しました

去る10月の17日、ScalaMatsuri 2020で登壇しました。今年はオンライン開催だったため、自宅とコワーキングスペースからZoomとDiscordでの参加。オンラインでの大型カンファレンスは参加するのも登壇するのも初めてだったのですが、オンラインならでは工夫が…

Object-Oriented Conferenceで契約による設計について話してきました

去る先週の日曜日、Object-Oriented Conferenceに参加してきました。 オブジェクト指向好きとしてはド直球なテーマで、去年名前を聞いてからずっと楽しみにしていました。 ooc.dev 今の時代にあえてオブジェクト指向をメインテーマにするというのは、とても…

Scalaでイミュータブルなエンティティを実装する

この記事はScala Advent Calendar 2019 - Qiitaの13日目の記事です。 Scala界隈にはドメイン駆動設計を実践されている、または導入を検討されている方が多いかと思います。筆者が携わっているScalebaseプロジェクトでも、バックエンドAPIの実装にScalaを採用…

PofEAAで考える値オブジェクトの永続化あれこれ

この記事はドメイン駆動設計#1 Advent Calendar 2019 - Qiitaの3日目の記事です。 エリック・エヴァンス氏の『ドメイン駆動設計』に端を発したDDDの設計哲学では、システムが同一性を認識しなければならないエンティティと、同一性を認識しなくて良い値オブ…

集約とトランザクション境界に関するメモ

この記事はドメイン駆動設計 #1 Advent Calendar 2018の22日目です。 昨日は@crossroad0201さんによる「DDDの構成要素とマイクロサービスの単位をどう合わせるべきか」でした。 今日はエリック・エヴァンスのDDD本に書かれたパターンの一つである集約につい…